意外と大きいのが気になるのですが、デザイン的にはすっきりとした仕上がりで、むしろ、このくらいの大きさの方が、DVD&HDDレコーダーと重ねて置いても違和感はなさそうです。オーディオ機器のひとつという位置付けなのでしょう。それが普通の感覚だと思います。
まあ、最初からパソコンで地デジを録画することを考える方が少数派で、パソコンの周辺機器としてデザインするのは厄介なことだと思います。とりあえず、外観のことはともかく、実際にパソコンで地デジを見たというか使って見た感じはというと、こんなところでしょうか。
画質
まあ、我が家には高解像度が見られる環境がないので、評価のしようがないのが正直なところです。ただ、リビングのテレビではコンポジット端子でつないだので、アナログより、ややボケた感じでしたが、パソコンではS-Video端子でつないだので、くっきりした画質になっています。
それと、リビングのテレビでも分かったことですが、やはり、ゴーストというかノイズが微塵もありません。我が家の場合、電波状態は最高29に対して25〜26なので、多少はアンテナの調整が必要なのかもしれませんが、高解像度のテレビやディスプレイなら、充分な画質が楽しめそうです。
チャンネル
地デジになると、地域によっては、アナログのときは映っていたチャンネルが見られなくなるケースがあるようですが、我が家の場合は、今までどおりのチャンネルが映るので、ひとまずは安心といったところでしょうか。実を言うと、増えるのを期待していたのですが...
それはともかく、同じチャンネルが3つずつ並んでいるのが、少々腑に落ちません。地元岡山は当然として、もうひとつは瀬戸内海を挟んだ高松なのは分かりますが、もうひとつが、どこの送信所なのか分かりません。映りは、どれも同じなのですが、なんか無駄な気もします。
番組表
アナログ波だと特定の放送局から、その地域の放送局分の番組表が配信されていましたが、地デジでは放送局ごとに番組表を配信します。なので、アナログ波では番組表が配信されなかった地域でも、地デジになれば見られる放送局の番組表は必ず配信されます。
ただし、DIR301だけではないのかもしれませんが、番組表を表示するときに、データを取得しているのか、電源を入れた直後は、すぐに表示されません。しかも、放送局によって、なかなか表示されないものもあったりするので、すぐに予約したいときは困ります。
それと、DIR301の番組表の表示は、横に時刻で、縦に放送局ごとの番組を時間の長さのバーで表示するのですが、あまり見やすいとはいえません。いちおう、上に詳しい内容が出るのですが、短い番組だと、バーがあるだけで、何がなんだか分からないときもあります。
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