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デジタル生活 |
作成:2007/04/07 |
更新:2007/04/07 |
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地デジの録画(アナログ) |
今のところ、地デジのデジタル信号そのままのハイビジョン画質での録画に関しては、制限がきつすぎて、複製を持つことも無理な上に、DVD&HDDレコーダーやD-VHSレコーダーだけでなくパソコンでも録画した機器とは以外で見ることも、ほぼ不可能といってもいいでしょう。 そもそも、地デジでは映像データを暗号化して電波に載せて放送しています。なので、受信機側で信号を復号化する必要があります。このとき、暗号を解読するためのキーとなっているのがB-CASカードなのです。つまり、地デジ対応の機器にはB-CASカードが必須なのです。 ところが、テレビやレコーダーなどの機器にB-CASカードを付けるには、B-CASカード発行審査に合格することが絶対条件になっています。その条件というのが、コピーワンスへの対応や機器の外部に出力するデジタル信号は暗号化してといったものになります。 つまり、地デジ対応機器であれば、必ず、こうした条件を満たしてB-CASカードを付けなければならないわけで、B-CASカードが付けられない機器は地デジに対応できないということです。まあ、B-CASカードによる縛りの賛否はともかく、現状は、こうした制限があるわけです。 ただし、画質にはこだわらないので、アナログの標準画質でかまわないというのであれば、こうした厳しい制約を受けることなく、今までどおりDVDに焼いたり複製を作ったり、LANを通して別の機器やパソコンで見るのは、それほど難しい話ではありません。 というのも、地デジで採用されているプロテクトはCGMS-Aという方式で、これは、普通のビデオのNTSC規格の範囲内の信号なので、映像や画質への影響はありません。また、CGMS-Aに対応した機器でなければ、プロテクトも無効になるという緩いものなのです。 なので、地デジ対応でなくでも最近のデジタル対応のD-VHSレコーダーやDVD&HDDレコーダーだと複製が制限されますが、ちょっと前のVHSレコーダーとかアナログのキャプチャーカードのほとんどは、何の制限も受けないようです。まあ、すべてとはいえませんが。 ということは、地デジになったからといって、慌てて地デジ対応の機器に買い換えて、今まで使っていたアナログのVHSレコーダーやキャプチャーカードを捨てたりしないで、大事にとっておけば、標準画質とはいえ、今までどおりの楽しみ方ができる可能性はあるわけです。 |
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