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主な仕様
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GPSレシーバーとしては、ずいぶん前に買ったものですが、PCカード接続タイプのPCNAVI01を持っています。これは、今でもたまにパソコンに接続して、GPS対応の地図ソフトと組み合わせて車の中でカーナビとして使っています。これはこれで、接続が簡単で満足しています。 しかし、地図ソフトとカーナビの便利さを味わうと、車の中だけでなく自転車や歩いているときも使いたいと思うのは当然のことでしょう。かといって、如何に携帯性のいいサブノートといえど、自転車や歩いているときにナビとして使うのは無理というものです。 ということで、携帯するにはパームサイズで液晶は反射型か透過型のPDAという結論に達しました。ところが、最近のPDAはPCカードスロットではなくCFカードスロットが一般的になっています。こうなると、PCカードタイプのPCNAVI01が使えません。 それならPCNAVI01をRS232Cで接続することも考えましたが、ケーブルを自作する必要があります。しかし、自作に必要な部品が手に入り難いし、電源を別に用意する必要があります。おまけに、RS232Cの端子や仕様はメーカー・機種によって違うので汎用性は期待できません。 そこで、接続が簡単で使いやすいGPSユニットはないかと、たまたまネットで見つけたのがこれです。定価は19,800円とリーズナブルなのですが、買うかどうかちょっと迷うところ。そう思いながら、さらに、通販サイトを探していると9,980円というところを見つけました。 即、ネットで注文したら、即、発送で翌日着予定、というメールが返ってきました。普通ネットで買い物をすると1週間はかかるものですが、なんという対応の素早さでしょうか。これでは、キャンセルする余裕もありません。まあ、何事も速い方がいいのですが。 それに、このiTAX-GPSCFを購入する時点では、組み合わせて使うPDAは持ってませんし、どの機種にするかも考えていませんでした。動作確認できているハードやソフトは多いので、それほど不安はないとはいえ、あいかわらず、衝動買いというか、反射的に買ってます。 それはいいとして、iTAX-GPSCFについてですが、CFカード一体型なので、携帯GPSとして使うときはPDAにGPSCFを挿すだけで使え、よけいなケーブル類がないので非常に使い勝手がいいです。全体的にコンパクトな作りなので、GPSユニットがじゃまになることもありません。 また、車載用のアンテナが最初から付いているので、車の中では車載アンテナをフロントガラスの辺りに置くことで、PDAを手元で操作しながらでも衛星を確実に捉えることができます。車載アンテナもコンパクトにできていて取り回しも楽です。 この、CFカードだけでも使える上に、車載アンテナも標準で付いているところが大きなポイントです。PCNAVI01ではGPSアンテナとPCカードが分かれているので、車の中で使うにはいいのですが、それ以外のときは、ケーブルの取り回しやGPSアンテナの置き場所に困ってました。 性能や機能的な面では、測位するまでの時間とか、アンテナの感度や受信状態、位置情報の精度など、この手のGPSユニットとしては普通といったところで、とくに気になるところはありません。実用上の問題はないと思います。 まあ、始めて使う人は、測位するまでの時間が、長いときは15分くらいと長く、精度も2000年5月1日以降はスクランブルが解除されて精度が上がっていると入っても10mくらいの誤差があるなど、けっこう戸惑うかもしれませんが、こんなもんです。そのつもりで使うしかありません。 ただひとつ気になるところはというと、そのデザインというかGPSアンテナが上に大きく三角形に出っ張っているところでしょうか。これは、PDAを手に持って使うときにアンテナが真上を向くようにと、GPSアンテナを45度に傾けているためだそうです。 実際に使ってみると、なるほど合理的だとは思うのですが、ポケットや鞄に入れるときなんか、この出っ張りがある分、収まりが悪く煩わしいものがあります。全体的にコンパクトで、使うときもしまうときもすっきりしていて、その他の面でも不満がないだけに、ちょっと惜しい気がします。 |
